農業

ガーナにあるアクラ近郊でモリンガやオリーブ、コーヒー豆を栽培し、空気や土壌を綺麗にする仕事を提供しています。

販売に向けて育成中。

農業事業 誕生の裏側

先進国から投棄された電子機器廃棄物を日々、野焼きし、深刻な大気汚染を引き起こす彼らに、今度は空気を綺麗にするサステナブルな事業を提供したい。

そんな思いから、農業事業は誕生しました。

2022年3月 農業用地の開墾

リサイクル事業、農業事業、EV事業が発足した2022年。日本から4名のスタッフが現地に派遣され、各事業の立ち上げが行われました。農業においては、まずは肝心要の農業用地の確保。

何もないところから始まった現地調査では、とにかく足で情報を集めるところからスタートしました。時には丸1日かけてバス移動しながらの調査活動。やっとの思いでたどり着いた農園は、私のサステナブル思想に共感し、全面的な協力を申し出てくれたJohnが経営する農園でした。

2022年7月 農業メンバー3名を出向

スラムから雇用したメンバー3名をモリンガ栽培トレーニングに出向。基礎知識を養いました。

2022年9月 初の植え込み

Johnから提供された3エーカーの農園を開墾し、農業事業にとって初となる植え込みを実施。コーヒー500本、プランテーン500本の栽培が開始されました。

また、日本の香川県小豆島のオリーブ農園から提供いただいた、オリーブ苗の植樹も行いました。さらに、翌年2月には、さらにモリンガ1,000本、レモングラス500本を植え込みが完了しました。

2023年9月 モリンガの初収穫

地球上で最も栄養素の高い植物と言われるモリンガは、その成長スピードや二酸化炭素の吸収量も、他の植物より高い数値をあげています。(二酸化炭素の吸収量は、杉の約50倍・一般植物の約20倍の二酸化炭素を吸収すると言われる)

収穫と加工、商品化を目指し作業を進めています。